●インテグレーテッドDIGM
他に類を見ない究極的なボリュームコントロール技術DIGM(Digital Intelligent Gain Management)を採用。入力信号のレベルを落とすことなく、バイポーラー(双極性)トランジスタを使ったユニークなクラスAスイッチを用いて、金属フィルムレジスタを切り替えることによりアンプのゲインをコントロール。アンプのゲインをデジタル制御することにより、アンプの質が向上しました。ボリュームコントロールは、1dBずつで66段階になっています。
●新LEF回路搭載
「AMP53」は、120W+120W(8Ω)のハイパワーと優れたリニアリティー、効率性を兼ね備えた純A級シングルエンデッドアンプです。CECが独自に開発した新世代LEF回路(Load Effect Free)を採用。従来のモデルに比べて安定性と音質がともに向上しました。
●信号ロスのないバランス調整機能
DIGM機能を採用した結果、信号ロスのない、デジタルバランス調整機能を備えることができました。左右のバランス調整は、1dB単位で+10dBまで調整することができます。
●フルバランス設計回路
入力段から出力段まで、すべての回路はフルバランス設計となっています。その結果、一段と低ノイズ、低歪が実現、よりクオリティの高い音楽再生を可能にしました。
また、左右の音楽信号は、独立した回路でそれぞれ処理することにより、チャンネルセパレーションと高度なステレオイメージを確保します。
●バランス入力2系統、アンバランス入力2系統
同じシリーズのCDプレーヤーTL53Z、DAコンバーターDA53、フォノアンプPH53とのマッチングを考慮したバランス接続(2系統)を優先して設計されています。RCA入力からの信号は、アンプ前段でバランス信号に変換されます。
●2段階の入力感度切替
出力レベルの異なるソースの音量レベルを合わせるために、入力系統ごとにゲインを6dB上げる選択ができます。これによりボリューム位置を大きく変えることなく、従来のチューナーやフォノアンプとCDやDVDなどのソースを同一レベルで聴くことができます。
●8個の15Aパワートランジスター採用
複雑な負荷に対してもハイパワーを維持するために、15Aパワートランジスターを採用。大型トランジスターの採用により、熱に対する信頼性が向上し、アンプを常に安全な状態で駆動することができます。
●120W×2(8Ω)のハイパワー
AMP53はコンパクトなサイズにも関わらず、極めて高い出力を持っています。容量90000μFのコンデンサーおよび新LEF回路と結合した300Wのトロイダルトランスにより、AMP53は実際のサイズを超えたハイパワーを獲得しました。
●重量感のあるアルミニウム製筐体
筐体とボリュームノブは重量感のあるアルミニウム押し出し成形。高い安定性と美しさを備えた筐体は、冷却効果を高める役割も果たします。トップカバーのすぐ下に配置したヒートシンクは筐体と一体化され、背面上部から吸入した空気は、ヒートシンクを冷却しながら通過し、ファンにより底面中央から排出されます。
●内部温度コントロールシステム
アンプの内部温度をセンサーが感知。内部温度を適切に保つよう冷却装置内の気流は、自動的にコントロールされます。独自の磁性体軸受ファンは、ノイズをほとんど発生することなく、アンプの内部を安全な温度に保ちます。
●2つのVFDディスプレイ表示
音量、入力切替、アンプ内部温度など、AMP53のすべての機能は2つのVFDディスプレイで表示されます。 |