今年も木綿の木の花がそこかしこで赤く咲いています。 日本では余りなじみが無いかもしれませんが、香港を始め、シンセン、広州、そして当地、長安でも街路樹や庭先に植えられた木綿の木が目立ちます。 春先、木の葉の落ちた枝に赤い大きな花がつきます。 花の名前の謂れは、インターネットなどで紹介されていますが、果実の中身が綿毛になっていることからだそうです。クッションの詰め物になるらしい。
花の大きさは子供の手くらいの大きさが有り、肉厚の花弁に中央におしべとめしべが有ります。 中心には蜜が有るのか、小鳥がついばみに来て、見事な花も小鳥につつかれると次々に落花してしまいます。多いときには、木の下は赤いじゅうたんを敷き詰めたようになってしまうのですが、下の写真は掃き掃除をした後らしく、いくつか落ちているだけでした。
撮影中も、頭上では小鳥たちがせわしなくさえずり動き回り、花が落ちてきました。
最後に、シンセンのデパート内で見つけた吉野家です。 此方では狂牛病の影響は無く牛丼が販売されています。セール中で、通常12.5元の価格を3元値引きし、9.5元でした。