第77回 2007/3/01 |
新装ホームページに寄せて |
2月も、ついに関東地方では雪が降ることがありませんでした。昨年暮れから、相変わらず暖い冬が続いております。この状態ですと、今月中に関東地方ではソメイヨシノの開花宣言が出されるやもしれません。さてこのコラムをご覧の方は既にお分かりのとおり、関係者の尽力によりまして2月下旬にCECホームページを全面的に改定いたしました。未だすべての項目にわたって改訂作業が終了しているわけではありませんが、製品紹介のページについては完成させております。ご興味のある当社取り扱いの製品につきましては、詳細にいたるまでご覧頂けるものと思います。順次、未完成の部分の作業を進めております。最終完成まで、今しばらくのご猶予を頂きたいと思います。また、ホームページの構成、内容につきましてご意見、ご希望があれば、ぜひご意見をお寄せください。メール発送の方法はこのページ、最上段の封書マークをアクセスいただければお分かりいただけます。 当社は、決算がカレンダー月に準じて12月末日となっており、その関係で昨2月中旬に株主総会を開催し、無事終了いたしました。皆様方のおかげで、前年度対比約20%の売り上げの伸びを記録することができました。ここにCEC製品をご愛顧いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。 今年に入りまして、1月にTUBE53を、そして2月にAMP53の販売を開始いたしました。昨年10月に開催されました、東京インターナショナルオーディオショウにおきまして発表してから2、3ヶ月を経過しての発売となり、ご注文いただきましたユーザー様には大変お待たせいたしました。お買い求めになられた皆様には、お待たせいたしたにもかかわらず、ご満足頂いており、大変ありがたく存じております。その53シリーズも、当面の企画としましては、ベルトドライブCDプレーヤー、TL53Zを残すのみとなりました。設計、製造、品質保証のスタッフが一丸となって、何とか今月末から、遅くても来月早々には、発売にこぎつけることができるよう尽力中でございます。筐体フルアルミ製の、進化しつつあるベルトドライブCDプレーヤー、TL53Z、どうぞ期待して、今しばらくご猶予いただけますよう、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。 既に公表いたしております、53シリーズ以外の新製品導入の計画についてお知らせいたします。現在の、AMP5300の上位モデルとなります、純クラスAコントロール/パワーアンプ、AMP6300、及びそれと同一のフルサイズ(横幅435mm)D/Aコンバーター、DA6300は、いずれも本年5月下旬から6月初旬の発売開始を目標としております。お問い合わせがございましたので、ここにお知らせするしだいです。どうぞご期待ください。 ここで、当社としてあまり宣伝活動をしていない、フランス・アクティノート社のケーブルについてご説明いたします。 アクティノート社の親会社は、ヨーロッパのフランス、オランダ、ベネルクスにおきまして、CEC製品を以前から販売しておりますディストリビューターです。同社のホームページは、「会社概要」の「World C.E.C site」に記載してございます。また、アクティノート社自体のホームページは、その下にあります「World Link」からアクセスすることができます。基本は、フランス語で表記されますが、トップページのどの箇所でもクイック頂きますと次に進み、画面が安定しましてから更にクイック頂きますと製品紹介のページへと移ります。そのページの最上段に、フランス及び英国の国旗がありますので、それ以降の説明をフランス語で行うか、英語で行うかの選択が可能です。 ご存知のように、わが国では昨年4月1日より電気用品安全法(PSE法)が適用されております。このPSE法上、直接AC電源に接続して使用する電源プラグコードは、最も厳しく、乗り越えるべき高い安全対策上の諸課題をクリアーしなければならない製品(部品)です。当社とアクティノート社では協議を重ね、このPSE法を、何とか本年3月末を目処にクリアーできる見込みが立ってまいりました。現在、一部の販売店様には、オーディオケーブルのみをご販売いただいております。しかし音質に与える影響が最も大きいと考えられる、電源ケーブルが正規に販売できるようになるまで、当社としては大々的な宣伝を慎もうという考えでおりました。PSE法に則った、認可を受け次第、積極的な展開をしたいと考えております。おそらくこの4月には、アクティノート・ケーブルも、ウイーンアコーステック社のスピーカーシステムとならんで、当社の販売の重要な一翼を担うようになることを確信しております。 この新装成りましたホームページとともに、今後発売を計画しております様々な新製品ともども、CECにて販売しております製品をご愛顧、ご鞭撻いただけますよう、宜しくお願いいたします。暖かいとはいえ、暦の上では未だ3月、突然の冬への戻りがないとも限りません。どうか気を緩めることなく、春をお迎えください。
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