第58回 2005/8/01 |
台風第7号が心配されたほどの大きな被害を与えることなく、房総半島をかすめてから、関東地方をはじめとして全国的な真夏日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、この夏発売予定の新製品を簡単にご紹介させていただきます。ウィーンアコースティック社製のスピーカー2モデル、S-1GおよびT-3Gは、このホームページのTOPを飾っていますように、これまでと比べて、より深みのあるローズウッドカラーの筺体と同社の新しい設計技術を盛り込んだバージョン、コンサートグランドシリーズとしてこの春からご紹介させていただいております。オーディオ雑誌各社での試聴報告も大変好意的なご評価をいただいており、多くの販売店様からも好評を博しております。それに伴い、ウィーンアコースティックを愛聴いただいております皆様から、従来のクラシックラインT-2の後継機はいつ発売されるのかとのお問い合わせが続いております。 正式モデル名、T-2Gとして8月中に発表、発売を開始いたします。概要が決まり次第このホームページにて真っ先にご紹介いたしますので、今しばらくお待ちください。同社が音楽の都、オーストリアはウィーンに本社を置き、オーストリアでの主要放送局のモニタースピーカーとして指定されていることは皆様ご存知のとおりです。販売先ベストワンはアメリカ合衆国で、とりわけハイエンド・ホームシアター仕様のスピーカーとしては全米で一番のマーケットシェアーを誇っております。S-1G、T-2G、T-3Gのコンビネーションでホームシアターでのご使用を考えてみるのも一つのアイディアかもしれません。 さて、CEC製品です。HD51以来、HD53およびHD53Ver.8.0とご好評をいただいてまいりましたヘッドフォンアンプのリニューアルモデルをご紹介します。モデル名HD53R。発売は同じく8月上旬予定です。製品仕様の詳細は、製品紹介欄にて近日ご説明いたしますが、基本的には、従来のHD53に関するユーザーの皆様方のご意見を大幅に取り入れさせていただきました。HD53をより使いやすく、より便利に、そしてよりよい音質を実現してほしいという皆様のご意見が作り出した製品です。HD53RのRとは“Renewal”であり、かつ“Refine”されたというRです。HD53を販売いただきましたすべての販売店様で継続取り扱いされる予定ですので、ご懇意のディーラーさまの店頭にて御試聴いただければ幸いです。またCCモジュール交換によるアップグレード、バージョン8.0対応は、従来の HD53と同様に行います。HD53RおよびHD53R Ver.8.0を宜しくご検討下さい。 次に、長らくお待ちいただきましたTL0の後継モデル、TL0Xを9月早々より生産、順次出荷いたしてまいります。8月末までには、このホームページでご覧いただけるようになることと思います。従来のTL0に採用しておりましたレーザーピックアップとサーボ基板を最新化し、CD-RおよびCD-RW対応を可能としております。また意匠上、従来のブラックベースから、斬新なアルミ・シルバーベースへと挑戦してみます。ご期待ください。 ここでひとつお詫びがございます。ダブル(デュアル)トレイ方式のCDレコーダー、RW2300が売り切れとなりまして2ヶ月を経過いたしました。8月中にはこのモデルの後継機、RW3300をご紹介できる予定でしたが、残念ながら9月までお待ちいただかなければならないことになりました。当社では、2004年の1月より、CDレコーダーの心臓部、記録素子ユニットをさまざまなメーカー様に供給させていただいておりますが、この夏、需要が増加し、自社製品にまわすことができなくなってしまいました。8月中には生産のバランスも取れるようになる見通しで、なるべく9月の早い時期に発表できるよう尽力いたしております。申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。 さて、昨年9月に、当社設立50周年を記念しまして、塩谷靖子ソプラノリサイタルを埼玉県さいたま市にて開催いたしました。関東地区にお住まいの多くの方においでいただき、大成功に帰結したリサイタルであったと自負いたしております。当社ではこれを第1回CEC音楽祭と位置づけ、第2回音楽祭(立石ぴいこ音楽祭)を主催いたすこととなりました。8月27日(土)午後2時30分時から東京都葛飾区、シンフォニーヒルズ アイリスホールにて開催されます(前売り券発売中1500円、当日券1800円)。昨年の「第1回CEC音楽祭」同様、多くの方にご来場いただき、楽しんでいただければと願っております。 猛暑の中、体調を崩される方も私の近辺に何人かいらっしゃいます。無理をなさることなく、夏の暑さを楽しんでお過ごしください。 |